昨年末、義父が亡くなった際、「納棺の儀」いわゆる『おくりびと』を体験させてもらいました。
納棺師の方が、『湯灌』といって綺麗にお風呂に入れてくださり、
洗髪や髭剃りをしてくださいました。
丁寧に説明をしてくださいながら、教わった手順でお湯をかけてあげたり
顔を拭いてあげたり・・・。
厳かな雰囲気の中、一つ一つ手順を行っていくうちに
一緒に旅行に行った時のことや、何気ない会話などが思い起こされ、
ゆっくりとお義父さんと向かい合うことができた気がしました。
改めて亡くなった後も、人としての尊厳を最期まで大切にしてくださった
納棺師の方に感謝です。
介護主任 和田さゆき