立夏が過ぎ初夏を思わせる陽気ですが、コロナウイルス感染症の流行はまだまだ収束の兆しが見えず
緊急事態宣言の延長も決まりました。ようやく高齢者へのワクチン接種が開始されるようですが、
副反応や変異株等の懸念材料が残りますので、引き続き個々の感染予防対策が必須となります。
そこで感染予防効果の期待できるマスク着用について、巷で取り沙汰されている『二重マスク』について
考えてみます。最も注意が必要なのは、2枚中1枚は不織布マスクを使うという事。
どこかの感染制御学教授の話しでは「不織布マスクを2枚重ねても2倍の効果は無くせいぜいプラスアルファ
程度。布マスクと併用する場合も不織布が上でも下でも順番で効果は変わらない。」とした上で、
「不織布マスクを密着させるように着け、隙間を作らないようにすることが大切。」との事だそうです。
不織布マスクの上に布マスクを着ける事で隙間を抑える、と云ったイメージでしょうか。
介護長 麻生健史