お彼岸の時にお供えしたり、食べる物として「おはぎ」と「ぼたもち」があります。
これらはもち米をあんこで包んで作られたものです。
2つにはどんな違いがあるかというと、実はこの2つ、どちらも同じものです。
それではなぜ呼び名が違うのかと言うと、作られるそれぞれの季節によって
呼び名が変えられているそうです。
春は牡丹の花が咲きます。この牡丹の花を小豆の粒に見立てて
「ぼたん餅」から「ぼたもち」になったと言われています。
秋は「秋の七草」の1つの「萩」の花が小豆の粒に似ていることから
「お萩餅」から「おはぎ」になったと言われています。
今年は9月20日が彼岸入り、9月26日が彼岸明けです。
ぜひ皆さんも「おはぎ」をお供えしてみてはいかがでしょうか。
介護主任 金野久美子