花見団子

皆さん、お花見には行かれましたか?

アルターでも、お隣の葛飾橋病院の桜を見ながら写真撮影を行い

春を感じていただけたようです。

私はというと「花より団子」で『花見団子』が売っていると

「美味しそうだなあ」とお花見に行くわけでもないのに

ついつい買ってしまいます。

 

『花見団子』が1串に3個の理由をご存知ですか?

1598年、天下を取った豊臣秀吉が、京都の醍醐寺で

1300人を招いた大規模な花見を企画し、

その目玉として、まだ誰も見たことの無い茶菓子を

出したい!と考えたのが、日本の『四季』を表現した

色鮮やかな3色の団子だったそうです。

 

一番上の「赤」は「桜の咲く春」、真ん中の「白」は「雪降る冬」を

一番下の「緑」は「葉が生い茂る夏」を表しているといわれています。

はて、「秋」は?と思いますよね?

お分かりですか?

「秋がない!」→「飽きないように」 「商(あきない)いが繁盛するように」

という意味を込めて「秋がない」つまり秋を意識的に抜いた

といわれています。

 

まさか、豊臣秀吉が考案したものが、今でも残っているなんて、

感慨深いですよね?

何だか、桜の木下で豊臣秀吉が

「どうだ!」としたり顔をしている様子が目に浮かぶようです。

 

介護主任 和田さゆき