「土用の丑の日」は夏だけではなく春夏秋冬に存在しています。
「土用」とは四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前の18日または19日間の期間のことです。
「丑」とは十二支(子丑寅卯・・・)の中のひとつで、十二支は年や月や日や時刻を数える、
あるいは方角を表すのにも使われています。
つまり、約18日間の「土用」の期間のうちの「丑」の日が「土用の丑の日」なのです。
年によっては2回めぐってくるので1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。
今年は冬→1月21日、2月2日、春→4月27日、夏→7月20日、8月1日、
秋→10月29日です。
実際に土用の丑の日は春夏秋冬四季にわたってありますが、現在うなぎを食べる
習慣があるのは「夏の土用の丑の日」だけです。
土用の丑の日にうなぎを食べると諸病にかからないと言い伝えを広めたのは平賀源内だと言われています。
うなぎの他にも「う」が付くもので「梅干」「瓜」「うどん」「土用餅」
「土用卵」「土用しじみ」など夏バテに効く食べものを食べるという土用の習慣があるようです。
皆さんはこの暑い夏に何を食べて元気に過ごしますか?
介護主任 金野久美子