暑さ寒さも彼岸まで

昨日から春のお彼岸で、暖かい日も多くなり過ごしやすくなってきました。

ところでお彼岸って何をする日か知っていますか?

仏教ではご先祖様のいる世界を「彼岸」、いま私たちが生きているこの世界を「此岸」と言い、「彼岸」は西に位置し「此岸」は東に位置するとされ、春分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖を供養するようになりました。

春分の日の前後3日間を合わせた7日間がお彼岸の期間で春分の日を中日と言います。お彼岸の中日はご先祖様に感謝する日で、その前後6日間は人が生きていく上で良い事、悪い事をきちんと判断し、正しい行いが出来るようになるための6つの行い(1.分け与える 2.規律を守る 3.怒りを捨てる 4.努力する 5.心を安定させる 6.智慧をあらわす)を1日1つずつ行う大切な期間だそうです。

私は日々の忙しさに追われ感謝することを忘れています。この機会に6つの行いも考えながら生活していきたいと思います。そして笑顔で仕事をしたいと思います。

東京は桜が咲き始めました。利用者様と桜を見に屋外歩行に出かけ、笑顔をいっぱいにしたいと思います。

リハビリ主任 今井かおり