先日、10年ぶりに日本三大提灯まつりの1つを見てきました。白河提灯祭りは、小峰城下・白河町の総鎮守として尊崇を集めてきた鹿嶋神社の例祭として四世紀に渡り白河の人々の精神文化の歴史として伝えられてきました。現在行われている神輿の町内渡御、提灯行列、屋台、山車の引き廻し等の祭り形態は、江戸時代・幕府の許可を得て行われてたものです。武家社会の格式を導入した独特の祭りで伝統の文化として受け継がれています。提灯の油紙を通しての火の美しさは神秘的なもので、参加町内が23町あるのでそれらの行列の流れる姿は光の芸術といっても過言ではなく見るものの心をとらえます。
今回初めて神輿の町内渡御の引き継ぐ儀式を小峰城入口の門の前で見ましたが、今年350年ぶりに大修理された鹿嶋神社の神輿はきらびやかでした。厳かな雰囲気の中行われ改めて伝統を感じ時代絵巻のようでした。
1年おきに行われている祭りですが東大震災の年に予定されていた祭りは行えず翌年に延期されました。それ以降は1年おきに行われています。祭りは受け継がれています。しかし小峰城の石垣は崩れ今も修理中です。石垣の修復が1日も早く終わり震災前の美しい小峰城の前を通る神輿の姿をまた見に行きたいと思います。
がんばろう 福島! みんなの笑顔が街にあふれますように!!
リハビリ主任 今井かおり