月は地球に対していつも同じ面を向いて回っているので
世界中どこで見ても同じ表面を見ています。しかし月の
模様をどう捉えるかは国によってさまざまです。
韓国や中国では日本同様、ウサギに見えるそうですが、
中国のウサギはお餅をついているのではなく薬草を
ひいています。
中国の中でもウサギではなく大きなはさみを持った
「カニ」という地域もあるそうです。欧米では「女性の横顔」
だと言われていますし、他にも「ワニ」「ロバ」など実に様々です。
以下に一例をご紹介します。
・日本=餅をつくうさぎ ・中国=薬草をひくうさぎ
・中国の一部=大きなはさみのカニ ・インド=ワニ
・ベトナム=木の下で休む男性 ・中南米=ロバ
・北ヨーロッパ=本を読むおばさん ・アラビア=ほえているライオン
・南ヨーロッパ=大きなはさみのカニ ・ドイツ=薪をかつぐ男
・東ヨーロッパ=女性の横顔 等々
いろいろな見え方があるそうです。どの部分がそう見える
のかを眺めてみてもおもしろいですね。10月には日本だけの
行事である十三夜もあります。今年は10月15日になります。
十三夜に月を見るのが難しい人は満月である10月17日
に眺めてみてはいかがですか?
介護主任 金野久美子