暖かくなってきてそろそろ桜も咲くかな?と思っていたら、急に寒くなり冬に逆戻りで・・・。
体調を維持するのが大変ですよね。
さて、先週はお彼岸でした。
最近はお墓にお供え物を置けず、持ち帰らなくてはいけなくなっており、今では自分が食べる為に買っています。(笑)
皆さんは「おはぎ」と言いますか?「ぼたもち」と言いますか?
諸説あるようですが、味などは基本的には材料は同じだし、違いはないようです。
①花に由来。
「ぼたもち」は春に咲く「牡丹」が由来で、春は「ぼたもち」と言う事が多く、
「おはぎ」は秋に咲く「萩」が由来で、秋は「おはぎ」と呼ぶことが多いようです。
②あんこの種類の違い
原料はどちらも「もち米とあんこ」なのですが、あんこの原料である「あずき」の旬が秋で、収穫したばかりの「あずき」は皮が柔らかい為、豆の形を残した粒あんにするため、秋の「おはぎ」は粒あんが多く、春の「ぼたもち」は時期ではない為皮が固く、口当たりが悪くなることから、こしあんにして食するそうです。
③形
一見同じように見えますが、花をモチーフとしている為「おはぎ」は萩の花に見立てひし形に、「ぼたもち」は牡丹の花のように大きく、丸い形に仕上げるのだそう。
では、なぜお彼岸に頂くのかというと、これも諸説あるようですが、原料の「あずき」の赤い色が「邪気払い」の力を持つ縁起物として親しまれてきたからだと言われているそうです。
お墓や仏壇にお供えする事で邪気を払い、ご先祖様に感謝の気持ちを捧げていたんですね。
春と秋の違いを意識して見てみると面白いかもしれませんね。
介護主任 和田