関東と関西では桜もちが違うと聞いてビックリし調べてみました。
関東風の桜もちは東京都墨田区の「長命寺桜もち」が元祖で、
江戸時代に長命寺に勤めていた人が、たくさんある桜の葉の利用を
考えて考案したと言われているそうです。
関東風の桜もちの皮は、小麦粉や米粉が使われていて、クレープの
ように薄く焼いたものです。
関西風の桜もちは関東近郊で「道明寺」とか「道明寺桜もち」と
呼ばれています。
道明寺というのは餅部分の材料である「道明寺粉」のことです。
道明寺粉は大阪の道明寺というお寺が発祥の蒸した餅粉を乾燥させた
もので、元々は保存食だったそうです。
ちなみに桜もちの葉を食べる人、食べない人のアンケートを行うと、
8割以上の方が葉っぱを食べると答えたそうです。
皆さんはどちらの桜もちが好みですか?
日本茶などと一緒に美味しく食べて季節を感じてみて下さい。
介護主任 金野久美子