少子高齢化の昨今、問題となっているのが紙おむつのゴミ処理だそうです。
子供用紙おむつ使用量を大人用紙おむつ使用量が上回る勢いなようで、大人用は子供用と比べて当然大きいので、その分ゴミの量も多くなります。
また、使用後は使用前の4倍の重さになるとの事で、水分を含んだ紙おむつを焼却するとなると、時間もかかるし水分で焼却炉の温度が下がり、さらに燃料を使用しなければならず、CO2の排出量も増えてしまうので、大きな問題となっており、政府も「作る責任、使う責任」としてガイドラインを設定し再生促進をしたり、紙おむつ業界も再利用の為の技術開発などに取り組んでいるとの事です。
確かに施設でも一日の紙おむつの量はかなり多いですし、重さもとても重くなります。
それを全国で考えると、想像を超える量となっているのではないでしょうか?
今まであまりオムツのゴミがどういう処理をされているのか、考えてきませんでしたが、これから先さらに高齢化が進んでいく事を考えると、真剣に向き合わなければいけない問題だと思います。
業者の方には大変な苦労だとは思いますが、少しでも早くリサイクル技術が進むことを期待しています。
介護主任 和田さゆき