左義長

左義長とは小正月に行われる火祭りの行事です。

宮中の中で行われていた行事の一つで、今日では民間行事の

一つとなっています。一年間、自身や家族を見守っていただいた

神様(お神札やお守り)を丁重にお焚き上げし、元の神坐へ

お帰りいただきます。

 

お焚き上げできるものは、お神札、お守り、破魔矢、絵馬などの

縁起物、古い神棚、しめ縄、しめ飾り、正月飾り(鏡餅、ダイダイを除く)、

書き初めです。

 

お焚き上げできないものは、年賀状、手紙類、おもちゃ、ぬいぐるみ、

鏡餅、ダイダイ、チラシ、ダルマ、数珠、生ゴミなどです。

 

1/15の朝、刈り取りの跡の残る田などに長い竹を3、4本を組んで立て、

そこに門松、書き初め、しめ縄など縁起物を持ち寄って焼き、

その火で焼いた餅を食べる、また、灰を持ち帰り自宅の周辺にまくと

その年の無病息災、豊かな収穫を祈ると言われています。

 

左義長を皆さんも体験してみてはいかがですか?

 

介護主任 金野久美子